alongsnowの日記

ペンドレット症候群により、先天性難聴。今は人工内耳ライフです。

8月の蝉

8月になりました。

蝉よ蝉。

あんな大音量とは。

 

人工内耳する前の蝉のイメージは・・

 

ミ~~ン

                   ミ~~ン

   ミ~ン  ・・ミ~~ン

 

こんな感じだったんじゃなかろうか。風鈴的な。

 

今の人工内耳後4回目の夏は、

ジゴジゴジゴジゴジゴジジジジ・・

ジジジジジジ・・ミミミミミジゴゴゴゴジジジジ~ジ~ジ

ミミミミミミミミミミミジゴゴゴゴ~~

ってな感じ。

よおこの煩い中、仕事だとか家事だとか勉強だとか出来るわね。信じられないわ。

集中できない。

 

けど、なんか気が付いたら忘れているんだよね。

あれ?蝉の音いつ止んだんだろ?って・・。

煩くて集中できない!蝉の音しかアタマに入らん!!って思っていても、いつの間にか

別のことに集中して、蝉の音が気ににならなくなるんだよねえ。

え?蝉の音止んだ?って聞いてみると、

ジゴジゴジゴジゴジゴジジジジ・・
ジジジジジジ・・ミミミミミジゴゴゴゴジジジジ~ジ~ジ

ミミミミミミミミミミミジゴゴゴゴ~~

あ、止んでない。やっぱりうるさい・・・。

 

なんかこの感じ、ちょっと耳鳴りに似ている。

気にになるとドンドン音が大きくなるんよね。でも忘れるとフッと音が小さくなる。

 

でも、この蝉の音を聴くたびに実感。

あ~人工内耳したんだな。だから蝉の音ってこんなに大きいんだって。

 

で、庭師さんのこの言葉

「チェーンソーで枝を刈っていたらナ、蝉がワシにとまりよるねん。

・・・・仲間やと思われているんやな。」

と、いう話にもめっちゃウケることができるのでした。

「うわぁ、モテモテですねえ~~~~」なんて返せたり。

「相手蝉や!!」って突っ込まれたけど。